アートメイクはすっぴんでもメイクしているような状態をキープでき、日頃のメイク時間もかなり短縮されるため、今多くの女性から人気があります。
たくさんのメリットがあるアートメイクですが、アートメイクを失敗してしまい、後悔する人も少なくないでしょう。
今回は、アートメイク初心者の方が安心してチャレンジできるように、アートメイクの失敗例や失敗してしまった原因などをご紹介します。
失敗しないために注意しておきたいポイントもについても解説していきますので、アートメイクに興味のある方や、これからやってみたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
よくある!?アートメイクの失敗例とは?
それでは、実際にアートメイクの施術を受けた人に起きてしまった失敗例を今回は4つ見ていきましょう。
1. 色落ちしてきたら紫色になってしまった
アートメイクで入れた色が落ちるまでの間、眉毛やアイラインが紫色になってしまう例です。
眉アートメイクの場合は「黒・ダークブラウン・グレー」。
アイラインのアートメイクの場合は「黒・ダークブラウン」の色を入れる人が多いです。
施術後、時間が経つにつれこの色が変化してしまい、アザのような紫色に変色してしまうというケースがあります。
一度紫色に変色してしまうと、すぐに色を入れ直すということができません。
♠ 紫色にならないためには!? ♠
カウンセリングの際に、直接「紫にはなりたくない!」といった旨を伝えましょう。
クリニックによって、アートメイクで使用するインクが異なります。
これまでの症例なども見せてもらいながら、相談することが理想的です。
また、特性上どうしても紫になってしまう…などと言われた際は、どのように対処すれば良いか?も一緒に聞けると良いですね。
2. デザインがイメージと違う
特に眉アートメイクの失敗に多いのですが…
仕上がりが思っていたデザインと違っていた…という人は少なくありません。
眉毛はいつもより数ミリ太いだけでも印象が大きく変わってしまうパーツです。
太くし過ぎて芸人のような眉毛になってしまったという人もいるでしょう。
自分の顔に合う形の眉毛ではなく、流行の眉にしてしまった結果、後悔する人もいます。
流行だけにとらわれ、違和感を感じる眉にしないよう注意しましょう。
♠ イメージ通りのデザインにしてもらうには? ♠
まず…
● イメージ通りか=あなたに似合うかどうか
● デザイン通りか=技術力・症例数
によって決まるので…
まずはあなたの骨格・顔に合ったイメージをカウンセリングの際にじっくり話し合って共有させましょう。
次に、技術力・症例数の多いクリニックを選ぶようにしましょう。
3. パンダ目になってしまった
アイラインのアートメイクをしてラインが滲(にじ)んでしまい、パンダ目のようになってしまったという失敗例です。
毎日のメイクの手間を省く目的に沿わず、本末転倒になってしまいます。
眼球に近い部分にアートメイクを入れると滲みが出てしまいやすく、一度そうなってしまうと消えるまでそのままの状態で過ごさなくてはなりません。
♠ パンダ目にならないためには? ♠
こちらもインクの種類によって、滲みやすいもの…滲みにくいものがあるようです。
これまでの症例や、お客様の経過観測を含めて、これまでにそういった事例があるかどうか…をカウンセリングの際にヒアリングしておきましょう。
4. 左右の形や太さが違う
眉アートメイクでもアイラインのアートメイクでも起きることですが…
左右の眉毛・アイラインの形や太さが均等ではないことがあります。
微調整できる範囲ならいいのですが、調整できないレベルで違いが出てしまうと、修正は難しいでしょう。
♠ 左右の形・太さを統一させるためには? ♠
こちらもデザイン力と技術力で差がつくポイントです!
CGや画像などでイメージを膨らませても、骨格には人それぞれの歪みがあります。
その歪みやズレを計算した上で、納得のいく施術ができるレベルのクリニックかどうか?
施術を受ける側としては、そこまでの目利きが必要となります。
自分の骨格の特徴や、眉メイクの悩みなどをあらかじめ相談しておくのも良いかもしれませんね!?
【代表的な事例】アートメイクで失敗をまねく原因
一度アートメイクをしてしまうと、メイクと違って簡単に落とすことはできませんから、失敗は絶対に避けたいものです。
それでは、アートメイクの失敗を招く原因にはどのような点があるのでしょうか??
3つの例をあげてご紹介していきましょう。
1. 医療機関ではないところで施術を受けた
アートメイクは針を使って行う医療行為なので、原則的に医療機関でないと施術を受けられません。
しかし、なかには医療機関ではないのにアートメイクを行なっているところもあります。
多くが安価で行えるようですが、医療機関ではないところでアートメイクの施術を受けるのは絶対にやめましょう。
2. 実績がない医療クリニックだった
アートメイクをするときに医療機関を選べば安心というわけではありません。
医療機関であっても、今までアートメイクの実績がなければ技術がともなっていない場合もあります。
アートメイクブームということもあり、施術できる医療機関は増えているようです。
ぜひ、SNSやホームページなどで過去の実績・症例についてもチェックしておきましょう。
講習会を頻繁に行っているクリニックや、アートメイクの大会などで賞を取っている医師が在籍しているクリニックなど…
安心・信頼できる医療機関を見極める力も必要です。
3. 流行にとらわれ過ぎた
技術的な失敗がない…にも関わらず失敗してしまうのは、ほとんどこのケース。
特に眉毛に多いのですが、流行に合わせた眉のデザインを選んでしまったがために、自分の顔には合わなかったり…
流行が変わって時代遅れになってしまったりということがあります。
人それぞれ骨格や顔に合う眉の形は異なりますから、カウンセリングでしっかり相談しましょう。
流行はすぐに移り変わります。
あまり流行を意識し過ぎないことが大切です。
アートメイクで失敗しないために・・・
それでは最後にアートメイクで失敗しないために押さえておきたい3つのポイントを紹介します。
1. 信頼できるクリニックを見つける
アートメイクの成功の鍵を握っているのは、施術してくれるクリニックです。
先ほどご紹介した通り、SNSやホームページなどで過去の実績・症例をチェックしたり…
口コミをチェックしたりして、信頼できるクリニックを見つけましょう。
実際にカウンセリングを受けて、スタッフの対応や相性を確認しておくことも大切です。
とにかく不安要素が1つでも少ないクリニックを選ぶことが重要です!
1ヵ所では判断するのは難しいかもしれませんから、2〜3ヵ所でカウンセリングを受けるといいでしょう。
また、カウンセリングの際は、アフターフォローがあるクリニックかどうかも確認してください。
失敗されました…はい終了…では困りますよね!?
カウンセリングで不信感を持ったり、質問をにごされたりするような場合は、違うところを探した方が無難です。
2. 安さだけで飛びつかない
当サイトのおすすめ記事でもある ☞【東京】安心・信頼できる人気のおすすめアートメイククリニック13選でご紹介しているアートメイクのおおよその相場は…
● 眉アートメイク:2回 90,000~150,000円
● アイラインアートメイク(上のみ):1回 20,000円~
また、☞ 安心な上で相場よりも安い【眉アートメイク2回:10万円以下】!東京のアートメイククリニック8選でご紹介しているページでも…
● 眉アートメイク:1回 35,000円~
これくらいの相場観が妥当だと覚えておきましょう。
これ以上に安いところ…や、セット料金などにして、破格の料金で提供しているところは怪しさ満開です。
また、そもそも医療機関ではないところでの施術は絶対に受けないようにしてくださいね!?
3. 眉アートメイクはベースメイクにする
アートメイク=メイクの手間一切なし!
と思われている方は非常に多いとは思いますが…そこが失敗をまねく原因でもあります。
出来る限り失敗しないようにするなら…
アートメイクを「ベースにする」デザインを選べば、流行の眉をメイクで描き足すこともできますし、メイクに合わせて眉毛の形を微調整することも可能です。
失敗の事例が多い眉アートメイクですが、すべての眉毛をアートメイクにしてしまうとアートメイクが落ちるまで形を変えられません。
全部入れてメイクを楽にしたいという気持ちもあるかもしれませんが、その都度流行も押さえていきたい方は、ベースの部分だけに眉アートメイクを入れることをおすすめします。
まとめ
今回ご紹介した「よくある失敗の事例」を見てしまうと、なんだかアートメイクをするのが怖くなってしまった方もいるかもしれませんね!?
しかし今回ご紹介した失敗の多くは、クリニックやデザインをしっかりと吟味することで避けられることばかりです。
特に肝心なのは、実際にカウンセリングに行ってみること!
今回ご紹介した失敗例や失敗する原因、そして失敗を避けるためのポイントを参考に…不安要素のない、満足のいくアートメイクを追求してみてくださいね。