メイクの時間を短縮したい
すっぴんでも眉毛がなくならないようにしたい
ジムで汗をかくから眉毛が消えないようにしたい
左右対称に眉毛が描けない
などの理由で、今、アートメイクが若い女性に限らず、40代・50代以上の女性からも大変人気を集めています。
でも、アートメイクがタトゥー・入れ墨と同じなら少し抵抗がある…
といった女性も少なくありません。
本記事では、「アートメイク」と「タトゥー・入れ墨」の違いについて解説していきます。
厚生労働省としては「アートメイク」も「タトゥー・入れ墨」も同じ?
そもそもの大前提として、「アートメイク」は医療行為に当たります。
では、タトゥー・入れ墨はどうかというと…実はこっちはグレーゾーン(曖昧なまま)。
※ 厚生労働省や弁護士さんのサイトなんかを見ると、「針先に色素を入れる行為はすべて医療行為に当たる!」などと書いていますが、いまだに町の片隅に「彫士」なんて看板みかけますもんね…
ま…今回は、タトゥー・入れ墨が医療行為に当たるかはさておき…。
厚生労働省側の意見としては、アートメイクもタトゥー・入れ墨も…
「針先に色素を入れる行為=医療行為」という点で、同じまとまりでくくられています。
ただし…色素を入れる深さが違う
では、実際にタトゥー・入れ墨とアートメイクとでは一体何がどう違うのでしょうか?
一言でいえば…
「色素を入れる深さが違う」です。
アートメイクで色素を入れる部分は「表皮(皮膚の一番上の部分)」
タトゥー・入れ墨で色素を入れる部分が「真皮(表皮の下の部分)」
なので、もちろんタトゥー・入れ墨の方が痛いです。。。
また、この深さが違うだけで、色の落ち(褪色)具合がまったく変わってきます。
アートメイクは通常2~3年で色落ちしてくる(個人差がありますが)のに対し…
タトゥー・入れ墨は、半永久的に落ちることはありません。
だから、タトゥー・入れ墨は簡単に消すことができないのです。
アートメイクはデザインの変更が可能
先ほどのとおり…
アートメイクは、通常2~3年で色落ちしてきます。(早い方で1年~)
つまりアートメイクは、タトゥーや入れ墨とは違って…
デザインとして、その時代の流行を追うことも可能です。
もちろん、アートメイクをした直後の急な変更は難しいので、カウンセリングの際には、しっかりとご自身の意思を伝えておく必要はありますが…
ある程度の期間さえ空けておけば、再施術することも可能です。
中には、「2年以内の再施術なら●●%OFF」などのキャンペーンを実施しているクリニックもありますので、事前にチェックしておきましょう。
アートメイクはプール・銭湯・温泉にも入れる
プールや温泉などで「タトゥー・入れ墨をされている方のご入場お断り」といった貼り紙を目にしますが…
アートメイクは、まったく問題なく入場できるレベルです。
アートメイクをしている方を見て、不快に感じる方はまずいないでしょうし…
何よりも、プールや温泉が「アートメイクの何よりの活躍の場」です。
自信を持って、あなたのすっぴん美人をフル活用しましょう!
パウダーとストロークの違いは?
では、最後に…
眉アートメイクのクリニックなどでよく見かける…
「パウダー」と「ストローク」の違いについて、最後に解説しておきましょう。
針を「点」で押しながら色味を入れていく技術
「点」なので、グラデーションや、細かい色味の変化などのアートメイクに向いています。
「パウダー」は…名前の通りに色味を吹き付けるだけ?…と思っている方も多いようですが、これも数年は色落ちしないアートメイクの技術です。
針を「線」で書きながら色味を入れていく技術
パウダーが「点」なのに対し、ストロークは「線」なので、自然な眉毛を描くことができます。
眉毛が薄い部分への書き足しや、眉毛を濃く・太くさせるアートメイクに向いている技術です。
いずれの施術方法も、アートメイクでは欠かせない技術です。
クリニックによっては、パウダーとストロークのハイブリッドを提唱しているところもあります。
ご自身の理想イメージがどの技術に当てはまるか…じっくりとカウンセリングの際にご相談ください。
まとめ
アートメイクとタトゥー・入れ墨の違い…なんだかハッキリとはしませんでしたね。
ただ、アートメイクをしていても…
タトゥーや入れ墨ほどのデメリット(消せない・プールなどに入れない)はありません。
むしろ、メリット性の方が高いです。
しかも、アートメイクの場合は、絶対に医療行為の範囲となりますので…
次に紹介している安心できるクリニックさえ選べれば間違いはないでしょう!