アートメイクのダウンタイムはどれくらい?部分別に徹底解説

皮膚の下に針で色素を入れていくアートメイクには、ダウンタイムが必要です。
「ダウンタイム」とは施術をした後に回復するまでの期間のこと。
仕事やプライベートなどで、人に会う機会がないタイミングでアートメイクをする人は多いので…
アートメイクのダウンタイムにどれくらいの時間・期間がかかるのか?
は、施術前に知っておきたい重要なポイントとなるでしょう。
今回は…
アートメイクの部分別ダウンタイムの期間
ダウンタイム期間中の注意点
アートメイク施術後のケア方法
などをご紹介していきますね。
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【アートメイク】部分別ダウンタイム期間について
アートメイクは、施術する部位・パーツによってダウンタイムにも差があります。
まずは【眉・アイライン・リップ】部分別のダウンタイム期間を見ていきましょう。
【 眉 】ダウンタイム:約1週間
眉のアートメイクは、施術でできた傷跡が治るまで「約1週間」といわれています。
施術後は、施術部分に「かさぶた」ができるのですが、まずは、このかさぶたが取れてきます。
ここまでの期間で「約3〜5日程度」。
そして、数日かけてかさぶたが剥がれるまでの期間を合わせて、約1週間…となります。
かさぶたが剥がれだした頃は、眉の色が濃く見えてしまうのですが、剥がれ終わるとその色は自然な色に落ち着いてきます。
※ 肌質や施術後の状態によっては、1週間以上かかるケースもあります。あくまでも目安・参考にしてください。
♠【 眉 】ダウンタイム中のメイクの注意点 ♠
基本的に、眉アートメイクの場合、「当日メイクはNG」です。
いつからメイクをしていいかは施術したクリニックによって指示が異なりますが…
早ければ「翌日からOK」としているところもあるようですね!
眉の場合は、施術後に赤みが出ることはありますが…数時間で治るのが一般的で、腫れることあまりありません。
早い段階でメイク可能なところが眉アートメイクが人気No.1の最大の理由でもあります!
【 アイライン 】ダウンタイム:約1週間〜10日
アイラインのアートメイクは、施術でできた傷跡が治るまで「約1週間~10日間」といわれています。
アイラインのアートメイクは皮膚が薄いまぶたに施すため、施術後に腫(は)れてしまうことが多いです。
この腫れは、施術後通常2日ほどでおさまります。
腫れが引いた後はかさぶたができ、トータル1週間〜10日程で剥がれてきます。
かさぶたができている間は痒み(かゆみ)を感じてしまうかもしれませんが、あまり触れずに自然に剥がれるのを待ちましょう。
掻(か)いたり剥がしたりすると、色素が定着しなくなる可能性があり、思っていたよりも薄い仕上がりになってしまうこともあるようです。
♠【 アイライン 】ダウンタイム中のメイクの注意点 ♠
アイラインのアートメイクは、眉毛よりもデリケートな部位となるため…ほとんどの確率で腫れます。
但し、腫れの具合には個人差があり、中には腫れない人もいるのですが…
多くの人が「泣いた後にまぶたが腫れるような状態」になるようですね。
ナチュラルメイクであれば、翌日からでもOK!という方もいれば…
1週間はメイクNGとクリニック側から言われる方も…。
ダウンタイム期間のどのタイミングでメイクができるかどうか…は施術したクリニックの指示に従うようにしましょう。
【 リップ 】ダウンタイム:約1週間
リップのアートメイクは、眉と同じく、施術でできた傷跡が治るまでは「約1週間」といわれています。
リップのアートメイクは、『リップライン』と『フルリップ』の2つの方法がありますが…
どちらも、まぶた(アイライン)よりも皮膚が薄く粘膜の部分の唇(リップ)に施術を施すため…
アイライン同様に、腫れが目立ちやすくなる傾向にあります。
流れとしては、眉やアイラインと同じように…
施術後は、かさぶたができてそのかさぶたが剥がれてきたら、ダウンタイム終了となります。
♠【 リップ 】ダウンタイム中のメイクの注意点 ♠
リップの場合も、かさぶたが剥がれるまではイメージしている色よりもかなり赤く見えるはずです。
メイクをしなくてもかさぶたが剥がれた後はメイクをしているような自然な色になるので…
肌トラブルを避けるためにも、施術後の約1ヶ月はリップメイクは避けてるようにしましょう!
【関連記事】
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【アートメイク】ダウンタイム期間中6つの注意点
どの部分にアートメイクの施術をした場合でも、ダウンタイム期間中に共通して気を付けておきたいことがいくつかあります。
施術後に各クリニックの医師や担当者から指示があると思いますが、基本的な注意点を6つご紹介しておきましょう。
1.アートメイクをした部分は清潔な状態に保つ
腫れたりかさぶたができたりすると、気になって触りたくなる気持ちはわかるのですが…
不衛生な手で施術箇所を触ってしまうと傷口から雑菌が入り、腫れが悪化や膿みに発展していまう可能性があります。
眉を描くときやアイメイクをするときのブラシも、頻繁に洗い清潔な状態を保ちましょう。
また傷口がふさがるまでは、温泉や大衆浴場、プールなどに行くこともやめてください。
2.かさぶたを掻いたり剥がしたりしない
かさぶたができると痒み(かゆみ)を感じてしまいますが、掻きむしったり自分でかさぶたを剥がしたりすることも、もちろんNGです。
掻きむしったりかさぶたを剥がしたりしてしまうと、色が定着せず思ったような仕上がりにならないことがあります。
また、そこから雑菌が入り込み、炎症を起こしてしまう可能性も。
かさぶたが取れたら自然な仕上がりになってくるので、そのタイミングまで今しばらくお待ちください!
3.赤み・腫れはタオルで冷やそう
アートメイクの施術を受けた後、赤みや腫れがなかなか引かない場合や、我慢できないほどの痒みを感じてしまう場合は、濡れタオルなどを冷やして当てましょう。
その際は、必ず清潔なタオルを使ってください。
また、患部を冷やすことが目的だからといって、氷や保冷剤を直接あてることはしないでくださいね。
冷やしすぎると、低温症というまた別の皮膚疾患が起こる可能性もあります。
保冷剤などを使う場合は、タオルなどを巻いて使用しましょう。
4.乾燥は大敵!?ワセリンが効果的
かさぶたができることで、その部位は非常に乾燥しやすくなってしまいますので、必ず保湿も忘れないようにしましょう。
保湿は「純正のワセリン」を使うのが一般的で、クリニックからも必ずといってよいほど「ワセリン」が処方されるはずです。
ワセリンは皮膚保護剤といって、肌を外的な刺激から守ってくれる効果があります。
そこまで乾燥を感じていなくても、頻繁に塗って乾燥を防ぎましょう!
ワセリンを塗る前には手をしっかり洗って清潔な状態にするか、清潔な綿棒などを使うことをおすすめします。
5.リップアートメイクの後の「立体マスク」は必須
リップのアートメイク施術後のダウンタイム中は、いわゆる「たらこ唇」のような状態になることが多く…
施術後は、マスクで隠す人が多いですが、マスクも唇に直接触れないような「立体的なマスク」を選ぶ必要があるでしょう。
6.リップアートメイクの後は飲食にも要注意
施術後の腫れは約1週間続き、唇が敏感な状態になってしまうので…
他のパーツの施術と違って、飲食時にも注意が必要です。
また、かさぶたができると唇が乾燥しやすくなり、口を開くのがいつもよりも難しく感じてしまうかもしれません。
それからリップのアートメイクをした人の90%が、「ヘルペス」を発症してしまうといわれています。
但し、感染予防などをしっかりしておけば発症の恐れはありませんから、担当医の指示に従って薬を服用してくださいね。
まとめ
ダウンタイムは何よりも、施術を受けた医師・担当者の指示をしっかり守りましょう!
アートメイクの施術を受けた後、基本的には約1週間でかさぶたが剥がれ、見た目には肌が元の状態に戻ります。
どの部分でも雑菌が入らないように必ず清潔な状態を保ちましょう。
クリニックでは施術後に注意点やアフターケア方法が医師から伝えられますので、指示はしっかりと守るようにしてくださいね。
不安な方はまずカウンセリングの時点でダウンタイムについても確認しておくことをおすすめします。
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